店主の主な仕事は、こだわりの餌作りです。より良い餌の配合を目指し日々努力しています。
餌の配合の特徴(R3.12現在)
20年以上使用している微生物やイシクリンが大きな特徴ですが、更に一般的なうずら農家と違っている点が3点ほどあります。(店主説明動画より。)
1.通常で使用されていない飼料米を40%使用している。
2.通常で使用されている肉骨粉を使用せず、最高級の魚粉(魚を一匹まるごと魚粉にしたもの)を使用している。
3.通常で使用されている蛎殻を使用していない。
※このため、卵アレルギーが軽減され、味もひと味違うはずとなっている。
健康促進のためペットの犬や猫の餌に混ぜている方もいます。
店主説明
タイデスは自家製の餌を配合し、店主は日々餌の配分に気を配っています。
11月からの餌の配分は次のとおりです。(餌の歴史はここ。)
※店主による説明
タイデスの餌の特長
微生物
原材料に含まれている化学性物質等を分解します。
ミネラル(イシクリン)
微生物を活性化させるとともに、うずらの血液がクリーンになり、肉と卵のビタミン・ミネラルが豊富になります。
○工場の紹介
農場の他に工場で餌作りをしています。
○餌のフミン化
撹拌、寝かせで微生物の効果を発揮させています。
○餌の原料
飼料米、大豆、魚粉等の餌の原料を公開しています。
餌の配合については、当初(1998年)より農学者の方からのアドバイスを参考にしてきましたが、2012年より改良を加えて、米(飼料米)を与えるようになりました。
餌の配合はおおよそ下表のとおりですが、基本的に自家配合(多くの良質な飼料原料をタイデスが指定して作成)であることから、餌作りに作業の大半をかけています。
配合した飼料は、丸一昼夜撹拌して発酵(養生)させることで、原材料に含まれている化学性物質等を微生物の力で分解して、力をなくした状態に作り上げていることで、うずらの肉体に化学性物質の残留が少なくなることから、うずらの卵や肉が良質なものとなるとともに、うずらや畜舎のにおいが少ないものとなっています。
表.タイデスうずら飼料の配合
平成28年1月1日現在
品 名 |
配分 (%<前後>) |
備 考 |
|
穀類*1 |
米(飼料米) |
25 |
|
とうもろこし |
25 |
||
大豆系 |
22 |
||
小麦 |
4.5 |
||
動物 |
魚粉 |
10.5 |
|
ミネラル |
イシクリン*2 |
6.5 |
|
微生物 | 混合飼料 |
2 |
|
その他*3 |
4.5 | ||
合 計 |
100 |
*1 穀類の配合バランス
飼料に米を配合したことにより穀類の配合バランスが取れ、うずらにとって良い状態で生育されるようになりました。
*2 イシクリンを配合
イシクリンとは地球の地熱で蒸された魚介類の死がいが隆起した、いわゆる貝化石の純度の良いもので、微生物を活性化させるとともに、うずらの血液がクリーンになり、肉と卵のビタミン・ミネラルが豊富になります。
*3 その他
生カキ殻、タンカル(炭酸カルシウム)は使用していません。
微生物の配合等、基本は変わっておりませんが、最近配合を変え、更に高品質な餌となっています。
・配合を変えた経緯等を説明しています。
(8:41)
・飼料配合の補足と有精卵の説明をしています。
(6:17)